子供の成長に欠かせない栄養素授乳中には1日約340μgの葉酸の摂取量を推奨!赤ちゃんの発育に欠かせない

子どもの成長にとって、葉酸は欠かせない栄養素です。葉酸は、細胞分裂や造血作用を通じて、赤ちゃんの元気な体を作ってくれます。また、出産後の赤ちゃんは、お母さんの母乳を通じて、必要な葉酸や栄養を摂取しています。

成長によって変わる、葉酸の量

はしゃぐ子供

お子さんが成長するにつれて、必要な葉酸や「五大栄養素の量」は、多くなります。ここでは「お子さんの発育と葉酸」について、詳しく見ていくことにしましょう。

子どもに必要な栄養素とは?

お子さんが健やかで元気に成長するには、必要な栄養素をしっかり取ることが大切です。特に、体の基板を作る「五大栄養素」は、バランス良く摂取するようにしましょう。

五大栄養素と摂取推奨量

野菜や果物に含まれる葉酸、カロチン、小魚や牛乳に含まれるカルシウムは、食事で不足しやすい栄養素です。ここでは、五大栄養素の「推奨摂取量」にいて、簡単にまとめてみました。

葉酸は「ビタミン①水溶性」の項目を見てください。ミネラルやたんぱく質、炭水化物、脂質の推奨量は、以下の通りです。

年齢/栄養素 ビタミン①
水溶性
(μg)

葉酸の場合
ビタミン②
脂溶性
(μg)

ビタミンAの場合
ミネラル
(mg)

鉄分の場合
たんぱく質
(g)
炭水化物
(%エネルギー)
脂質
(%エネルギー)
0~5カ月
6~8カ月 男: 5.0 g
女: 4.5 g
9~11カ月 男: 4.5 g
女: 4.5 g
1~2歳 男: 90 μg
女: 90 μg
男: 400 μg
女: 350 μg
男: 5.5 g
女: 5.0 g
男: 20 g
女: 20 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %
3~5歳 男: 100 μg
女: 100 μg
男: 500 μg
女: 400 μg
男: 6.5 g
女: 6.5 g
男: 25 g
女: 25 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %
6~7歳 男: 130 μg
女: 130 μg
男: 450 μg
女: 400 μg
男: 8.0 g
女: 7.5 g
男: 35 g
女: 30 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %
8~9歳 男:150 μg
女:150 μg
男:500 μg
女:500 μg
男: 9.0 g
女: 8.5 g
男: 40 g
女: 40 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %
10~11歳 男:180 μg
女:180 μg
男:600 μg
女:600 μg
男: 10.0 g
女: 10.0 g
(月経あり:14.0g)
男: 50 g
女: 50 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %
12~14歳 男:230 μg
女:230 μg
男:800 μg
女:700 μg
男: 11.5 g
女: 10.0 g
(月経あり:14.0g)
男: 60 g
女: 55 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %
15~17歳 男:250 μg
女:250 μg
男:900 μg
女:650 μg
男: 9.5 g
女: 7.0 g
(月経あり:10.5g)
男: 65 g
女: 55 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %
18~20歳 男:240 μg
女:240 μg
男:850 μg
女:650 μg
男: 7.0 g
女: 6.0 g
(月経あり:10.5g)
男: 60 g
女: 50 g
男: 50~65 %
女: 50~65 %
男: 20~30 %
女: 20~30 %

日本人の食事摂取基準(2015年度版)を参照

子供と食事

1歳からは、健康に必要な「摂取推奨量」が設けられています。成長の著しい時期には「体の発育に必要な」栄養が多く必要になります。男子の場合は、中学生から高校生の時期が多く、女子の場合は、小学校の高学年から中学生の「成長期」にあたる時期に(推奨される)栄養量が多めに設定されています。

健康な食事は、家庭から

成長の著しい時期には、家庭での食事やお弁当で必要な栄養が取れるよう、献立を工夫してあげてください。ビタミン(葉酸など)のほか、ミネラル、たんぱく質、炭水化物、脂質をバランス良く取れば、病気になりにくく、元気なお子さんへと成長します。

体内の赤ちゃんと葉酸

赤ちゃんがお腹の中にいる間は、お母さんの体を通じて「必要な栄養」が補われます。妊娠中の女性は(赤ちゃんの健康のためにも)推奨される栄養素をしっかり補うようにしましょう。

特に「妊娠初期」は、胎児の体や神経が作られていく大切な時期です。妊娠の4週目までに葉酸が不足すると、二分脊椎や無脳症の発症リスクが高まります。妊娠中は必ず、1日あたり約480μgの葉酸を摂取するよう心がけましょう。

葉酸の摂取は赤ちゃんの健康だけなく、お母さんの健康もサポートします。葉酸の成分が、貧血予防や産後の回復を助けるなど、健やかな母体を育んでくれます。

授乳中のお子さんと葉酸

授乳中の赤ちゃん

授乳中は、1日あたり約340μgの葉酸を摂取するようにしましょう。母乳を通じて、必要な栄養が赤ちゃんに与えられます。また、離乳食を始めたら、ビタミンやカルシウム、カロチンなど、体の機能に必要な栄養素は、不足しないように気をつけてあげてください。

離乳食と献立

離乳食では、葉酸のほか「三大栄養素」を意識して献立を考えてましょう。

離乳食で取り入れたい三大栄養素
ビタミンとミネラル たんぱく質 糖質
野菜、果物、キノコ類、海草など(葉酸もここに含まれる)。 肉や魚、乳製品、卵などに含まれる(葉酸は、レバーやに多く含まれる)。 主食となる穀類(米やパン)のほか、芋類、麺類に含まれる。

授乳期は、お子さんによって個人差がありますが、1歳前後で「卒乳」するお子さんが多いです。また、卒乳の時期と同時に、離乳食の完了期に入ります。

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