ここでは、葉酸サプリメントや栄養補助食品について「正しい取り方」や「効率のよい摂取方法」を中心に、良くある質問を集めてみました。
- 葉酸は、どれくらい飲めば健康になれますか?
- 葉酸の飲む量は、多ければ多いほど良いですか?
- アレルギーを持っているのですが、葉酸を飲んでも大丈夫?
- 赤ちゃんや子どもに、サプリメントを与えても大丈夫ですか?
- 男性ですが、葉酸を服用しても大丈夫ですか?
- サプリメントは、どのタイミングで摂取すれば良いですか?
- 牛乳や緑茶で流し込んでも大丈夫ですか?
- つわりが酷いので、産後から飲んでも良いですか?
- 出産後、いつまで飲み続けると良いですか?
- 漢方薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?
質問① 葉酸は、どれくらい飲めば健康になれますか?
例えば、妊婦さんの場合は「胎児と母体の健康」のため、1日480μgの葉酸が必要です。また、授乳中の方は、1日あたり340μgの葉酸を取るよう推奨されています。
このほか、お酒やタバコのお好きな方は、体内の葉酸濃度が低下しやすいため(全体平均よりも)やや多く、葉酸を取る必要があります。お酒やタバコの量を減らすのはもちろんですが、1日平均300μg前後の葉酸を摂取し、健康維持に努めてください。
質問② 葉酸の飲む量は、多ければ多いほど良いですか?
質問③ アレルギーを持っているのですが、葉酸を飲んでも大丈夫?
質問④ 赤ちゃんや子どもに、サプリメントを与えても大丈夫ですか?
妊娠中や授乳中は、お母さんが必要な葉酸を摂取することで、自然と必要な栄養が与えられます。離乳食0幼児食、通常食を始めた時期も、できるだけ食事を通じて、必要な栄養を補うようにしてください。
お子さんが成長し、サプリメントを与える場合は、必ず「子ども用」の商品を購入しましょう。大人用のサプリメントは、大人の体を基準に成分が配合されています。大人用の製品は含まれる成分も多く、お子さんの体(内臓など)に負担が掛かってしまうので、注意が必要です。
お子さんの「推奨量」は、大人よりも少なく設定されています。サプリメントの容量や用法を確認してから、正しい方法で、服用させてください。
質問⑤ 男性ですが、葉酸を服用しても大丈夫ですか?
また、脂っこい物が好きな方、中性脂肪の多い方も葉酸で、錆びない体づくりを目指しましょう。葉酸には、強い抗酸化作用があり、脂質の酸化を抑えてくれます。また、酸化を防ぐことは、加齢の抑制(アンチエイジング)にも良い効果があります。男性の方も積極的に、葉酸を摂取するようにしましょう。
質問⑥ サプリメントは、どのタイミングで摂取すれば良いですか?
反対に、お酒を飲んだ直後やタバコを吸った後は、体内の葉酸濃度が低下しているため、サプリメントの効果が低くなります。お酒やタバコの後は、少し時間を空けてから飲むようにしましょう。
また、飲むタイミングは自由ですが、1日1,000μgを越えるような過剰摂取は止めましょう。多く飲んだ場合でも、体が許容できる栄養の量は限られています。内臓に負担を掛けないよう、推奨される量を守って服用してください。
質問⑦ 牛乳や緑茶で流し込んでも大丈夫ですか?
また、コーヒーなどのカフェインと一緒に摂取すると「体内の吸収率が低下」するため、おすすめしません。成分の効きを良くするため、サプリメントはなるべく水やお白湯で飲むようにしてください。
質問⑧ つわりが酷いので、産後から飲んでも良いですか?
また、出産から授乳中まで、赤ちゃんの栄養は、お母さんの健康状態に掛かってきます。大切な時期に葉酸が不足しないよう「栄養バランス」には注意しましょう。
質問⑨ 出産後、いつまで飲み続けると良いですか?
授乳の時期が終わったら「1日240μg」に戻しても構いません。赤ちゃん、お母さんの両方に栄養が不足しないよう、野菜や果物、魚や肉をバランス良く取るようにしましょう。