犬も人間と同様健康には気を付けたいもの犬の長生き・健康維持には葉酸が必要不可欠!「出産・胎児には人と同様」

犬の健康にも葉酸は欠かせない?

人間と同じように、犬の食生活も「バランスの良さ」が求められます。葉酸などのビタミンが不足すると、舌や口腔内に炎症が起こります。また、ビタミンが不足は、赤血球の生成が阻害され、体重が減少したり、貧血が起こりやすくなるので注意が必要です。

犬に葉酸を与えるにはどうしたら良い?

ドッグフード

ペットフードや犬用のおやつには、葉酸や必要な栄養素が含まれています。また、ペットフードの中にも無添加や原材料など、品質や安全性にこだわった商品が販売されています。

犬用の葉酸サプリメントを活用しよう!

市販のペットフードだけでは、栄養のバランスが取れないことがあります。この場合は、犬用のサプリメントで栄養を補いましょう。

ペットショップや専門店では「犬用のサプリメント」が販売されており、葉酸やビタミン、ミネラル、天然酵母、カルシウムなど、不足しがちな栄養が補えるよう工夫されています。犬用のサプリメントは水に溶かすか、ドッグフードに混ぜて与えてみてください。

犬に必要な栄養素にはどんなものがある?

犬に必要な栄養素は、炭水化物、たんぱく質、水、ビタミン、ミネラル、脂質など、人間に必要な栄養素と「ほぼ同じ」です。

犬に必要な栄養素
ビタミン(葉酸など) タンパク質
炭水化物
ミネラル 脂質

それぞれの栄養素について、詳しく見ていくことにしましょう。

犬に必要な栄養素について

ビタミン・葉酸など

ビタミンには、葉酸などの「水溶性ビタミン」と、脂に溶ける「脂溶性ビタミン」の二種類があります。

ビタミンの種類
水溶性ビタミン 葉酸・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・
ビタミンB12・ナイアシン・パントテン酸・ビタミンC
脂溶性ビタミン ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE

葉酸は、細胞の生成、DNAや赤血球生成をサポートする栄養素です。また、その他のビタミンも、ホルモンの合成やアミノ酸の生成、抗酸化作用、糖質をエネルギーに変えるなど、犬の健康に欠かせない栄養素です。

炭水化物

炭水化物は、脳や筋肉に取り込まれて、エネルギー源として働きます。

葉酸と炭水化物

葉酸と炭水化物を合わせて摂取すれば、脳や神経機能を正常化させる、良い働きが期待出来ます。

タンパク質

たんぱく質は、アミノ酸という物質に分解され、筋肉やホルモンなど「体内組織」に変化します。また葉酸は、たんぱく質やアミノ酸の生成を促します。たんぱく質だけでなく、葉酸などのビタミン類も合わせて摂取すると良いでしょう。

水飲み

犬は、あえぎ呼吸(パンティング)によって体温調整をしていますが、脱水症状にならないよう、必要な水分を補う必要があります。犬の「1日に必要な水分量」は、摂取カロリーをmlに置き換えて計算します(※ 犬の摂取カロリーは、本ページ後半で説明)。

犬用葉酸サプリと「飲料水」

人間と同じように、犬用のサプリメント(葉酸なども含む)が販売されています。また、犬の健康を考え、ミネラル分を抑えめにした「犬用の飲料水」も登場しています。(犬用の)葉酸サプリメントを溶かす時に使ってみましょう。

ミネラル

ミネラルは、鉄やカルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、ナトリウム、カリウム、ヨウ素など「生命活動に欠かせない栄養素」です。ミネラルは、血管の機能や骨の形成、細胞分裂の正常化、酸素の運搬を行います。

ただ、ミネラルウオーターに含まれるマグネシウムやカルシウムは(飲み過ぎることで)結石の発症リスクが高まります。温泉水やミネラル分の多い水は、犬に与えすぎないよう注意しましょう。

脂質

脂質は、脳や筋肉の中で「エネルギー源」として働く栄養素です。1日に必要な脂質量は決まっていませんが、カロリーの高い栄養素なので(過剰になりすぎないよう)取り過ぎに注意しましょう。また、脂質が原因の酸化を抑えるには、抗酸化作用のある葉酸やビタミン類を積極的に取ってください。

ビタミンCは不要?

犬は、体内でビタミンCを生成します。このため、外側から(ビタミンC)を補う必要はありませんが、葉酸など(その他のビタミン)が不足しないよう注意し、栄養のバランスを考えましょう。

犬の1日に必要な摂取カロリー計算方法

葉酸をはじめ、必要な栄養素を与える前に「犬の必要なカロリー摂取量」を知っておきましょう。犬の1日に必要なカロリーは、以下の方法で計算できます。葉酸や栄養を与える際の参考にしてみてください。

犬に必要な摂取カロリー(計算方法)
計算式 (体重 × 30+70) ×  係数  = 犬に必要な摂取カロリー(日)
係数 ① 生後4カ月までの子犬(係数3.0)
② 生後4カ月〜1年まで(係数2.0)
③ 避妊や去勢の経験がない、健康な成犬(係数1.8)
④ 避妊や去勢の経験がある、健康な成犬(係数1.6)
⑤ 肥満気味だが、避妊や去勢の経験がない、健康な犬(係数1.4)
⑥ 肥満気味だが、避妊や去勢の経験がある、健康な犬(係数1.2)
⑦ 中高齢・避妊や去勢の経験がない、健康な犬(係数1.4)
⑧ 中高齢・避妊や去勢の経験がない、健康な犬(係数1.2)
⑨ 減量が必要とされる犬(係数1.0)

必要な摂取カロリーの範囲内で、葉酸などのビタミンのほか、たんぱく質や炭水化物、ミネラル、資質などをバランスよく与えるようにしましょう。

犬の妊娠・出産・育児にも人間と同様、葉酸が必要です

犬が(お腹の中に)子犬を宿すと、胎児の成長には、多くのビタミンや栄養が必要となります。葉酸などのビタミン類は、細胞の生成や赤血球の生成に欠かせない栄養素です。元気な子犬が生まれるよう、母犬の健康と同時に、栄養面のサポートを行ってください。

出産後の母犬は、子育てに専念するため、排泄や食事の量が減るかもしれません。この場合は、赤ちゃんのいる産室にドッグフードを入れてあげてください。母犬に与えた栄養は、母乳を通じて、子犬の健康にも栄養します。食事には、たんぱく質や葉酸などのビタミン類が不足しないよう工夫しましょう。

育児中の犬のストレスに葉酸は効果的?

母犬は、育児のストレスなどで神経が高ぶることがあります。また、毛のツヤがなくなるなど、一時的に健康状態が悪化するように見えますが(多くの場合)心配はいりません。母犬は授乳の時期を境に元気を取り戻すはずです。

健康状態が心配な場合は、母犬に必要な栄養(推奨量を確認)をしっかり補ってあげましょう。特に、葉酸には神経を落ち着かせ、ストレスを緩和する作用があります。また、細胞の生成作用から、産後の回復をサポートしてくれます。

成長の早い子犬の健康と栄養管理方法

子犬

子犬は、生後2カ月を迎えるまでは急速なスピードで成長していきます。特に、生後2カ月までは骨の発育がめざましく、生後2ヶ月〜成犬になるまでは、主要な筋肉組織が発達していきます。

一方、生後4カ月を越えると脂肪が発達していくため、肥満にならないよう気をつける必要があります。この時期からは、食事やカロリーの量に気をつけて食事を与えるようにしましょう。

「犬の長生き・健康維持には葉酸が必要不可欠!「出産・胎児には人と同様」」に関連する投稿
葉酸サプリはどれがいい?

ランキングは読者による「人気№1決定戦」です。他にも口コミも掲載&募集しております。

葉酸サプリ口コミランキング
女性100人の声から生まれた葉酸サプリ ふたりのサプリ

TOP