飲んだ後も要チェック葉酸サプリメントの摂取後に「腹痛」「じんましん」「吐き気」が出たら注意しよう

葉酸を摂取した後「どのようなこと」に気をつけるべきでしょうか? ここでは、葉酸サプリメントの摂取を想定し「服用後に注意したいポイント」をまとめてみました。

葉酸の摂取後に、気をつけたいポイント

葉酸を摂取した後、以下のような症状があれば、直ちに服用を中止してください。

葉酸の摂取後、ここに注意しよう!

  1. 腹痛を感じた時、お腹を下した時
  2. じんましんが出た時
  3. 吐き気、気持ち悪さを感じた時

①~③について、以下で詳しく説明します。

ポイント①「腹痛を感じた時」

お腹痛い

腹痛を感じたり、お腹を下してしまった場合は、葉酸を過剰に摂取している可能性があります。

また、妊娠中の女性の中で排卵誘発剤(セロフェン)を使用している方は、まれに腹痛を感じることがあります。排卵誘発剤(セロフェン)を使用中の場合は、医師や薬剤師に相談してから葉酸を取るようにしましょう。

葉酸でお腹は壊さない?

葉酸でお腹を下すことはありません。なぜなら、葉酸に整腸作用はありますが、お腹を下す成分は含まれていないからです。お腹の調子が悪い時には、葉酸を摂取して便秘や下痢の改善を試してみましょう。

特に、女性は(葉酸を摂取することで)お通じの悩みが解消される可能性が高いです。必要な葉酸を取って、スッキリした状態を保ちましょう。

ポイント②「じんましんが出た時」

葉酸を大量に摂取すると、稀にじんましんや痒みの出ることがあります。これは、葉酸を「体が許容できないくらい」大量に摂取したことが原因かもしれません。

葉酸は、どのくらい取るべき?

いかなる場合でも、1日1,000μgを越える量は取らないようにしてください。1日の推奨量は240μg(成人)ですが、300〜500μgであれば、安全に葉酸を摂取することができます。

じんましんや痒みが出た場合は、1日〜2日葉酸を取らないようにして様子を見ましょう。それでも、痒みやじんましんが引かない場合は、皮膚科や内科を受診するようにしてください。

症状が重い場合は、なるべく速く医師の診察を受けるようにしましょう。

何が含まれているのか、よく確認しよう!

女性薬剤師
葉酸サプリメントの場合、製品によって含まれる成分が異なります。まれに、体に合わない成分(合成成分、添加物)が含まれる製品があります。服用する前には、必ず「何が使われているのか」原材料をよく確認するようにしましょう

サプリメントを選ぶ場合「副作用」が出ないようにするには、食品に近いサプリメントを選ぶことです。サプリメントには、食品を主体としたもののほかに、化学的に葉酸を生成したもの(モノグルタミン酸)があります。より自然な形で摂取したい場合は、天然成分を配合したサプリメントや栄養補助食品を取りましょう。

お子さんの場合は(体内の)葉酸の許容量が少ないため、10歳までは葉酸を取らないようにしてください。

ポイント③「吐き気や気持ち悪さを感じた時」

葉酸の摂取で吐き気を感じたり、気持ち悪くなることはありません。ただ、妊娠中の女性は、つわりなどが原因で吐き気や気持ち悪さを感じている可能性があります。葉酸を止める必要はありませんが、葉酸を取るタイミングを変えてみてください。

例えば、吐き気の治まったタイミングで摂取したり、食後「胃の落ち着いている」状態で摂取するなど、つわりが起こりにくい状態で(サプリメントを)飲むようにしましょう。

ただし、製品によっては添加物やほかの栄養素が体に合わないことがあります。吐き気や気持ち悪さを感じた時には、葉酸の摂取をストップしてください。そして、症状が治まらないときには早めに、医師の診察を受けるようにしてください。

摂取後の注意点・まとめ

葉酸の摂取で体調を崩すことは、ありません。ただ、用量を守らず過剰に摂取した場合は、体が反応してじんましんや痒みを感じることがあります。また、ブレンド型(複数の成分を混ぜたもの)のサプリメントは、まれに体に合わないことがあります。

アレルギー物質が含まれていないか、サプリメントを服用する前には「原材料」をよく見てから、手に取るようにしましょう。

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